金網メーカーとしては珍しく女性比率3割の会社です。
弊社は1895(明治28)年に金網の製造、販売業として創業して以来今年で128年目を迎えました。
初代社長である私の曾祖父が大阪で修業を積み、その後神戸の地に基盤を置きました。「金網」と聞くと、多く方が焼肉網や道にある緑のフェンスなどをイメージすると思いますが、弊社では工業用の金網製品を主として販売しています。現在は川崎重工、日立製作所、新日鐵住金、神戸製鋼、パナソニック、ノーリツ、クボタなど日本のみならず、世界で活躍する大手企業と取引を行っています。
弊社は大量生産を行う会社ではなく、ニッチトップを目指し、パンチングメタル業界において、世界一の技術力を誇る企業であると自負しています。だからこそ、難しい製品開発に力を入れ、他社ができない技術力があるのです。パンチングメタルで奥谷金網製作所の知名度が高くなればなるほど、この分野においての知名度が高くなり、継続した顧客獲得につながります。実際、パンチングメタルにおいて奥谷金網製作所のホームページは検索上位にあり、こちらから営業をするのではなく、お客様からお問い合わせいただくことが多いのが現状です。
また、製造業では珍しく製品ショールームと奥谷金網の歴史を展示したミュージアムも2022年にオープンしました。どのような製品を作っているのか、実際に手に取ってみていただける空間があるのは奥谷金網ならではだと思います。さらに、女性社員比率が35%以上というのも当社の特徴。2022年のオフィスリニューアル時には女優ライトを備えた女子更衣室に生まれ変わりました。
ぜひ会社見学でオフィスや更衣室など実際に働く環境を目で見て、肌で感じてほしいですね。